第三眼瞼腺という腺組織が飛び出し、赤く腫れあがる病気
犬の目には上眼瞼(上まぶた)と下目瞼(下まぶた)のほか、鼻側に瞬膜とも呼ばれる第3番目の眼瞼(がんけん)があります。そして第三眼瞼腺(瞬膜腺)という腺組織があり、チェリーアイはこの第三眼瞼腺が瞬膜の外に飛び出してしまう病気です。
飛び出した第三眼瞼腺は様々な刺激にさらされ、炎症を起こし、サクランボのように赤く腫れあがります。また、この部分が目の結膜や角膜を刺激し、結膜炎や角膜炎が起こることもあります。
点眼薬、内服薬で治療できることもありますが、再発を繰り返したり、治療までの長い間、エリザベスカラー(ラッパ型のえり巻)を装着し、目をこすらないようにしなければなりません。
手術は、再発率を下げ、ストレスになるエリザベスカラーの装着期間を短くすることができます