- 動きが悪い、異常な行動
- 眼振や目つきがいつもと違う
- 痙攣
などの神経症状が出ます。
受付・診療時間
休診日:水曜日/木曜日
みどりが丘動物病院では「モルヌピラビル」を活用したFIP治療を実施しております。
新しい治療薬で、自宅での内服薬治療が可能です。
病原性の低い猫腸コロナウイルスが猫伝染性腹膜炎ウイルスに突然異変することにより、本疾患は発症します。
また、感染したネコの体液や糞便を介して感染、発症することもあります。
突然変異の原因は分かっておらず、予防法は今のところありません。
6ヶ月から2歳が多く、その他の年齢でも突然発症し、治療が難しい致命的な疾患です。
などの神経症状が出ます。
非滲出型(ドライタイプ)と滲出型(ウエットタイプ)の
両方を併せ持つタイプ
詳しく症状をお聞きするだけでなく、
しっかりとお話いたします。
血球検査・生化学検査で全身状態を確認し、抗体検査・蛋白分画・α1AGの検査を行います。
X線検査やエコー検査を行い、リンパ節の腫大や肉芽腫の有無について、調べます。
胸水・腹水がたまっているいる場合は、たまった水を抜き、PCR検査をいたします。
大切な検査であると同時に水が抜けることでかなり症状が緩和します。頑張りましょう。
FIPの確定診断がついた場合、また確定診断がつかなくても、FIPの疑いが強くその他の疾患の可能性が低い場合モヌルピラビルによる治療を開始いたします。
(確定診断が困難でFIPの疑いが強い場合は、まず2週間だけ試験的に治療を行い、経過が良ければ、継続治療としております。)
体重・検査結果・症状から薬用量を決め、ご自宅で1日2回内服して頂きます。
2週に1回ご来院いただき、効果・副作用を検査で確認いたします。
その結果をみて 薬用量を調整し処方いたします。
お薬は、錠剤・粉薬・液薬の中からお選らびいただけます。
お薬の飲ませ方もしっかりお教えいたします。
一緒に練習しましょう。
12週間後、検査で異常がないことを確認し、治療終了です。
食べられない、薬が飲めない、副作用が許容できない場合などは、通院回数や治療が増える場合があります。
ご希望により、栄養剤の点滴や入院治療も可能です。